2012年1月25日水曜日

SharePoint: InfoPath 2010

InfoPath 2010 は電子フォーム作成ツールです。InfoPath 2010にはフォームのデザインが可能な InfoPath Designer 2010 と入力のみができる InfoPath Filler 2010 の2種類があります。InfoPath 2010 は単体でも利用できますが、SharePoint と連携させることで SharePointの様々な機能を補完し強化することも可能です。たとえば、次のような用途があります。

 カスタムの入力フォーム作成
 InfoPath Form Servicesを利用したWebブラウザー ベースの入力フォームの作成(※)
 SharePoint リストフォームのカスタマイズ
 ドキュメント情報パネルのカスタマイズ
 カスタム ワークフローにおける対話フォーム

 また、InfoPath 2010には標準でデータベースとの連携機能や入力フィールドの妥当性検証機能なども備えているためリッチなフォームを手軽に作成することが可能です。

(※)Office 365(SharePoint Online)では、Office 365プランE3、プランE4、SharePoint Onlineプラン2、およびOffice Web Appsプラン2がサポート対象になります。




・ブラウザー ベースの入力フォームの作成

 InfoPath Designer 2010で作成したフォームは、SharePoint 2010 Enterprise Edition に搭載される InfoPath Forms Services を利用することで、クライアントに InfoPath がインストールされていなくても利用できる Webブラウザベースの入力フォームとして発行することができます。



・SharePoint リスト フォームのカスタマイズ

 SharePoint リスト フォームをInfoPath Designer 2010でカスタマイズできます。InfoPath に搭載されている入力値の妥当性検証機能を実装することなどが可能です。

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