◆ SharePoint Workspace 2010 との連携
SharePoint Workspace 2010 は Groove 2007 の後継バージョンであり、オンラインおよびオフラインでも利用できる情報共有ツールです。SharePoint Workspace ではSharePoint 連携機能が強化されています。
SharePoint Workspace 2010 では「ワークスペース」と呼ばれる領域を用いて情報共有を行います。ワークスペースでは、特定のユーザー間に限定して共有することが可能です。
SharePoint Workspaceのワークスペースには次の3種類があります。
SharePoint ワークスペース
SharePoint サイトのコピーをローカル コンピューター上に作成します。オンラインの間は SharePoint サーバーと自動的に同期されます。
Groove ワークスペース
SharePoint Workspace が持つ特有の共有ツールを使ってファイル共有や様々な情報共有を行います。SharePoint Workspaceでは、オンラインの間に参加者全てのマシンに同じ情報が自動的にコピーされるため、オフラインでも共有情報を利用できます。
共有フォルダー
特定のローカル フォルダーをSharePoint Workspaceを使って共有します。共有相手もSharePoint Workspace を持っている必要があります。
特にSharePoint ワークスペースを作成するとSharePointサイトのコンテンツのコピーをローカル コンピューター上に作成できるため、SharePoint コンテンツのオフライン利用が可能になります。とはいえ、サイト内のすべてのコンテンツをダウンロードするとなると容量によっては比較的時間が掛かるため、必要なライブラリーやリストのみを同期するように指定することなども可能です。
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