2012年1月24日火曜日

SharePoint: ドキュメントの「バージョン管理」

・バージョン管理

 ドキュメント ライブラリではファイル単位でのバージョン管理が可能です。ドキュメント ライブラリは既定では、バージョン管理は有効になっていません。必要に応じてバージョン管理を構成する必要があります。


 バージョン管理を行う際には、編集中に他のユーザーに上書きされないようにする排他制御を行うことができます (※Word 2010や PowerPoint 2010 アプリケーションで作成したファイルを SharePoint 2010 のライブラリー上で共有している場合、排他制御を行わずに複数のユーザーがファイルを開くことで同時編集をすることは可能です)。 これから文書を編集したいユーザーはドキュメントをチェック アウト (貸し出し) してから編集を始めます。チェックアウトされているドキュメントは他のユーザーから上書きすることはできません。ドキュメントの編集が終わったら速やかにドキュメントをチェックインし、マイナーバージョンを新しく取得するのか、メジャーバージョンを発行するのかを指定します。


 バージョン管理を有効にする際に、”承認が必要” オプションを選択すると、マイナーバージョンおよびメジャーバージョンであっても承認が行われない限り、編集者とドキュメントに対して承認権限またはフルコントロールを持つユーザーのみに文書が公開できるようになります。


一般的なバージョン管理の流れ(承認を有効にした例)は次の通りです。
 1. マイナーバージョンを複数作成し文書を推敲する。
 2. 完成した文書を公開するためにメジャーバージョンを付与し発行する。
 3. (承認を有効にしている場合) メジャーバージョンを承認する。

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