2012年1月23日月曜日

SharePoint: サイト作成と「サイトテンプレート」

SharePointサイトは、「サイトテンプレート」から作成する。

サイトテンプレートの中には、
・「トップレベルおよびサブサイトいずれでも適用できるサイトテンプレート」
・「トップレベルサイトにしか適用できないサイトテンプレート」
・「サブサイトにしか適用できないサイトテンプレート」
の3種類がある。

利用可能なテンプレートは以下の通り。

◆ トップレベルサイトおよびサブサイトいずれでも適用できるサイトテンプレート

「チームサイト」
 ・・・情報を管理、作成、共有するチーム用サイト
「グループサイト」
 ・・・グループウェアの基本機能を組み込んだチームサイト
  (SharePoint2007のGroupBoard Workspace2007とほぼ同等の機能)
「空のサイト」
 ・・・必要に応じてカスタマイズできる空のサイト
「エンタープライズWiki」
 ・・・ユーザーの知識情報や前者で共有したい情報を発行するためのサイト
   1ヶ所に集約されたコンテンツ編集機能で共同編集、ディスカッション、プロジェクトマネジメントが可能
「ドキュメントセンター」(※1)
 ・・・企業のドキュメントを一元管理するためのサイト
「ブログ」
 ・・・知識などを投稿し、閲覧者がコメントを入力できる個人またはチーム用サイト
「ドキュメント ワークスペース」
 ・・・ドキュメントを使用して共同作業を行うためのサイト
「一般的な会議ワークスペース」
 ・・・会議を計画および開催し、会議の結果を記録するサイト
「意思決定の会議ワークスペース」
 ・・・進捗管理または意思決定を行う会議用のサイト
「イベントの会議ワークスペース」
 ・・・行事のためのプランニング用サイト、出席者の管理など
「空の会議ワークスペース」
 ・・・必要に応じてカスタマイズできる空の会議サイト
「複数ページの会議ワークスペース」
 ・・・必要に応じてカスタマイズできる2つの空白ページが用意されている
「Visioプロセス リポジトリ」
 ・・・チームでVisioプロセス図を表示、共有、保存するためのサイト
「レコードセンター」(※2)
 ・・・レコード管理者のサイトを作成する、レコード管理者は受信ファイルが特定の場所に保存されるようにルーティングテーブルを構成できる
「基本検索センター」
 ・・・検索機能を提供するサイト
「エンタープライズ検索センター」
 ・・・検索機能に加え、人の情報検索、検索範囲や結果のカスタマイズが可能
「ビジネス インテリジェンス センター」
 ・・・ビジネス インテリジェンス センターを表示するためのサイト
「FAST 検索センター」
 ・・・FAST検索機能を提供するサイト


◆トップレベルサイトのみに適用できるサイトテンプレート

「発行ポータル」(※3)
 ・・・インターネット用のサイトまたは大規模なイントラ ポータルの開始サイト階層
「個人用サイトのホスト」(※4)
 ・・・個人用サイトをホストする
「PowerPointブロードキャストサイト」
 ・・・PowerPoint2010のブロードキャストをホストするサイト


◆ サブサイトのみに適用できるテンプレート

「発行サイト」(※1)
 ・・・Webサイトの展開やWebページを迅速に発行するための空のサイト
「ワークフロー付き発行サイト」
 ・・・承認ワークフローを使用し、スケジュールに従ってWebページを発行するためのサイト
「個人用設定サイト」(※1)
 ・・・個人用のビュー、データおよびこのサイトコレクションから個人用サイト内へナビゲーションを提供するサイト
「寄付金管理Webデータベース」
 ・・・データベースを作成して、寄付金、募金等のイベントに関する情報を管理
「連絡先管理Webデータベース」
 ・・・顧客やパートナーなど、チームの業務に関連する人の情報を管理するためのデータベースを作成する
「資産管理Webデータベース」
 ・・・資産の詳細や所有者などの情報を管理するデータベースを作成する
「プロジェクトWebデータベース」
 ・・・プロジェクト管理データベースを作成して、複数のプロジェクトを管理
「案件管理Webデータベース」
 ・・・案件や問題点を管理するためのデータベースを作成する


注意:
(※1) Office365プランPでは利用できない。
(※2) Office365のSharePoint Onlineでは、レコードセンターはサポートされない。
(※3) Office365のSharePoint Onlineでは、発行ポータルに相当する機能として、サイトコレクション作成の際に、パブリックWebサイトの選択がある。
(※4) Office365プランPでは、個人用サイトは利用できない。また、Office365プランK1、プランK2に含まれるSharePoint Online Kioskでは個人用コンテンツが利用できない

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